テーマパークの虜達 【54】
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アキラは目を閉じ、ただ、耳を澄ました。
「本当にダメダメよね。あなた達！」
詰るようにパメラは言う。アキラのアナルに突っこんだものを、左右に弄びながら。
「あなた、レナの事が目当てで、プレイヤー契約書にサインしたんでしょ？それとも、他
に野心があったの？まさか気まぐれでこの世界にオンステージしたって言うんじゃないで
しょうね」
毛ばたきの柄、それともストッパー？の先端が外に覗くほど、引っ張られる感じがして、
その直後本体が激しく震動した。パメラの操る玩具にバイブレーション機能まで埋め込ま
れているのを、アキラは初めて知った。
「すぐ側に半年近く居て、なんにも無って、おまえら子供か！」
今度は、責めるように押し込んで来た。臍の奥に重低音のような、鈍い震動が走る。
体内を侵犯される屈辱に、思わず不服な表情を浮かべてしまった。そして、何故、そん
なレナとアキラの個人的な事情をパメラが知ってるのか？？？頭の中を疑問符が踊る。で
もそんな推量をする時間は与えられなかった。
「何？なんか不服」
案の定、アキラの反応に食いついて来た。今度は尻尾をグルグル掻きまわし、震動を与
えて来る。穴が捩れそうになった。口にレナのショーツが突っ込まれていなかったら。「ご
めんなさい」とあやまりそうだった。
「で、どうなの？レナの事が目当てだったんでしょ。カップルになりたかったんだよね！」
返事しようにも返事できない、口の中では、自分の唾液と、レナの分泌物が再び水分を得
て染み出したもので、いっぱいになった。もう気持ち悪さとかは、どうでもよくなり、ズ
ズッと啜るように飲み込んだ。それらが喉を越す時、思わずレナを思い出し、一体感のよ
うなものを感じる。そんな自分がいわゆる変態のような気がして、嘆きたくもなった。
そして、ある思いが脳裏を過る、まさか、脅されて、レナが色々喋らされたのだろうか？
それにレナの本心はどうなのだろう。愛し合ったとは言え、まだあれから一言も言葉を交
わしてないのだ。僅かに許された間隙を縫って、それらの思いを巡らせ、再び口中に溜ま
った分泌物を今度は、絞るように吸い込んだ。レナへの慕情を飲み込むように。
「えっ何？」
その啜った音を、一端返事として了解したにも関わらず。女王は意地悪に返答を迫る。
再び腹部を駆け回る妖しいバイブレーションに恥ずかしい姿で海老反るアキラだった。
「女子見たいに、身を捩じらしちゃって！」
そう言ってわざとらしく失笑するパメラ。
「じゃあ、こうしなさい。レナとカップルになるのが目的だったんなら、ち○こをピクピ
クさせて見なさい」
そう言って蔑むように、見下ろすパメラ。
「ほらっ。早く！」
サンダルの足で、アキラのわき腹を小突くパメラ。
どうしてくれるんだ。この屈辱…
悔しさが、口中にあるレナのショーツを食い縛らせた。
こいつ頑張るな！遊びがいある〜〜〜。内心パメラはほくそ笑んでいた。
裸足になり、足の指先でアキラのわき腹をこそばすパメラ。
また、惨めにアキラは身をよじった。
足の動きをパメラが止めた為、アキラはパメラの様子を薄眼で見上げた。
まるで、これから捕って食おうとする獲物のネズミを、じっと睨みつける猫のような視
線が自分の男根に向けられている。早く動けと促すように。
プライドを捨て… 実際、パメラ達に捕まってから何度プライドを踏みにじられただろ
うか… そもそも自分にプライドなんてものが残っているのだろうか？ここの処の数十時
間で完全に失われてしまったのかもしれない。観念したアキラは、切ない気持で、股間に
力を込めた。普段ない違和感が彼のアナルに生じる。まるで、大きな大便がつかえて出な
いかのような嫌な感触を、おぞましく感じながらも、力を込める。臍の上で彼の性器は、
その頭を左右に振った。同時に肛門から生える恥ずかしい尻尾も前後に触れる。
「えっ、何？尻尾振ってんじゃないわよ！おまえ」
業とらしい罵声を浴びせる女王。
「チ○コでお辞儀してみな。尻尾振らなくていいよ。おらっ！」
また、無理なことを言う。理不尽な女王に対する突っ込みが、脳裏をこだまする。思い
とは裏腹に努力は続けなければならなかった。
再びトライするアキラ。
頭の中を真っ白にし、何度も続けた。頼むからせめて見本を見せてくれ…。どうすりゃ、
お辞儀？
突然、パメラが噴き出すように笑った。驚いて目を見開く。
傍らで、ミーナも失笑していた。惨めだった。失望感に見舞われた。悔しさに紛れ、プ
ライドが蘇って来た。
素人奴隷の、やるせない戸惑いを敏感に察した女王は言う。
「よしよしっ！解ったわよ。はいはい良く頑張れました」
馬鹿にした口調で、そう言い、今度は真面目な表情を取り繕う女王。
アキラの内またを、愛玩動物にするように、優しく上下に撫でた。
「安心しなさい。レナもね、貴方と早く結ばれたかったんだって…」
果たして、何を根拠にパメラがそう言うのか、真相を疑わしく思った。しかし、その言
葉はアキラの心にささやかな安らぎを与えた。
「昨日は、幸せだったてさ…」
パメラは手の平で、アキラの膝を掴み、パカパカと左右に弄ぶ。
「良かったね、念願の相手同士、結ばれて。しかも激しく…」
女王が語りかけて来る時、不用意にそれを無視する表情を見せると必ず絡んで来る。ま
たマジマジと見ても恫喝されるのだ。
アキラは仕方なく、斜め伏し目がち …仰向けで伏し目がちはマジしんどい… でパメ
ラの表情を窺う。一瞬、彼女の眼の下に妖しい青い光が指したように見えた。
「で…。それは誰のおかげ？」
嫌な質問,来たーー。